『博多と言えば明太子』と言われるほど、お土産の定番となりました。
『博多と言えば明太子』と言われるほど、お土産の定番となりました。昭和50年に新幹線が開通し、「お土産」としての需要が増え、昭和63年、ヤマト運輸さんの「クール宅急便」がスタートしたことにより、「贈り物」としても人気を得るようになりました。
最近では福岡県外の主要駅、デパート、スーパー等でも販売され、食卓のおかず、お酒のおつまみとしてすっかり定着しました。
その昔、元祖と言われる 「ふくや」 の初代社長さんが、「辛子たらこ」 とはせず、「辛子めんたいこ」 と名付けたのは、素晴らしいアイディアだったと思います。
HAKATA
MENTAIKO
明太子の原料は言わずと知れた『すけとう鱈』(すけそうとも言う)の卵巣です。
福岡県外では『タラコ』と言うのが一般的でしょう。 ではなぜ『明太子』なのか?お客様によく聞かれる質問の1つです。『明太』とはそもそも韓国語でして、『すけとう鱈』の事を『明太』(ミョンテ)と言い、その子供が『明太子』となります。
博多では辛子を使ってない物を『タラコ』、辛子調味液に漬け込んだ物を『明太子』と区別する店が多いようです。
一口に明太子と言っても、その数200社、個人商店まで入れれば300社とも言われています。ここで良く聞かれる質問2つめ「何でこんなに一杯種類が有るの?」ですが、それは各社創意工夫してより美味しくより楽しく「明太子」を追求しているからだと思います。。。
だってほら、豚骨ラーメン屋さんも一杯有るじゃないですか^^ここ十数年の原料の高騰により、値段も高くなり、『家庭のおかず』から、お中元、お歳暮用のギフト商品に成りつつあるのですが「明太は家庭の惣菜ばい!、珍味にならんごと!」前述の社長さんの言葉のように各社さん頑張ってあります。